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小学校英語教科化が直面する課題

いつもブログをのぞいていただき
ありがとうございます😊
 
 
今日は、また新たな側面から 小学校で導入される英語学習について 触れたいと思います。
 
2020年 新学習指導要領のもと、
3年生から外国語活動、
5年生から英語の授業が始まります。
 
ここで 学校現場として大きく立ちはだかる課題が指導者研修の問題です。
 
これまでの小学校教員の中で英語の指導を学んだことのある人は大変少ないと思います。
 
現場の先生たちの調査(文科省2017)によると、小学校教員で英語教員免許をもっている人はわずか5%です。
また、海外での留学経験のある先生も5%でした。
 
また、2014年の文科省調査では、
「英語活動を指導することに自信がありますか」という質問に対して、
「そう思わない」「どちらかといえばそう思わない」と答えた教員は65%に上りました。
 
その理由として、「英語力」「英語の発音」「とっさに英語が出てこない」
などを挙げており、教員が自信のなさを訴えていることがわかります。
 
 
私自身も3年前まで小学校の教員として 外国語活動の授業で英語を教えていました。
現場では、本音として「できることなら英語教えたくない。」といった消極的な声が多く聞かれたのも事実です。
 
10年ほど前から少しずつ、文科省が実施する指導者研修も定着しては来ましたが、学校ごとに温度差があったのは事実です。
 
 
もう1つは、評価の問題です。
 
前述のとおり、外国語活動から英語科になると、通知表に評価がつくわけですが、
前例がないだけに、評価の基準を設けるのは容易ではないはずです。
 
たとえば、目標に沿って「積極的にコミュニケーションを取ろうとする」生徒が、
「スペリングはいつも間違っている」といった場合はどのように評価するのか。
ほかの教科と同じようにテストを行うことになるのでしょうか。
 
外国語活動の領域であった時ですら、評価についてはかなりの混乱があったくらいですから、英語科になるということで今後も様々な研修会で議論となることでしょう。
 
小学校英語がどのように中学校英語に生かされるのかといったことも
今後の課題となることでしょう。
 
文科省が目標として掲げるように、
「コミュニケーション能力の基礎となる資質・能力」が育まれる環境を整備するには、
Trial and Error が必要となりそうです。
 
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